2010年11月18日
ダイノコのこと
写真は、玉川を歩こう!で紹介しました玉川地区の正月飾り「ダイノコ」の材料となるダイノコという木です。
この木は、いわゆる雑木で①燃やすと砕けてしまって炭にならない②燃やすとかなりの煙がでる③やわらかく、丈夫じゃない、ということで木材としての価値は無い「役立たず」の木だそうです。しかし、昔の人は考えました。加工しやすい、そこらじゅうにある、という長所から、“正月飾り”に抜擢したわけです。
役立たずのものも視点を変えれば使えるものになるという昔の人からのメッセージが込められているように感じました。
Posted by 安倍奥の会 at 06:31│Comments(0)