2011年01月29日

中山間地活性化フォーラム(静岡市立玉川小学校にて)

1月28日(金)午後7時~午後8時50分 静岡市立玉川小学校で中山間地活性化フォーラムがありました。

 この玉川小学校の学区である静岡市の玉川地区は、かつて3,300人余の人たちが住んでいましたが、現在は1,200人余とおよそ3分の1まで人口が減少し、ある地区では町内会の世帯数が少なく、町内会の合併を余儀なくせざるをえないところがあるそうです。こうした負のイメージがある中、昨年、玉川小学校の子ども達が「玉川のいいところ」を研究しました。
 「お年寄りが多い」これは最初は“悪いこと”としていましたが、「お年寄りはやさしい」「おいしい野菜や漬物、田舎料理を作ってくれる」という“良いこと”に視点を変えたそうです。そして、玉川の「人が温かい」「自然が多い」「猪や鹿」これらも“良いこと”に転じて考え、これらを活かすには・・・こうして玉川地区の活性化を図ろうという機運が学校、玉川連合町内会へと波及し、このフォーラムを開催するまでに至ったそうです。「玉川新聞」の発刊も機運を高めるきっかけになったそうです。玉川新聞社の皆さん、よかったですね。

中山間地活性化フォーラム(静岡市立玉川小学校にて)
玉川小の山本先生が、昨年秋に180人余の人が玉川を満喫した「住んでよし、訪れてよし、玉川を歩こう!」の開催に至るまでのお話をされました。

中山間地活性化フォーラム(静岡市立玉川小学校にて)
続いて、玉川小の草汰君が実際のガイドを再現しました。

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続いて、パネルディスカッションです。左かた集落支援員の服部さん、連合町内会副会長の長倉さん、安倍奥の会副会長の浅羽さん、安倍奥の会会長兼玉川新聞社編集長の原田さんです。それぞれ、玉川についてどう思い、どうやってけばいいかをおっしゃってました。手短に紹介すれば
服部さん:あるイベントを企画中。
長倉さん:林業経営で地元産の木材の販売で工夫している話
浅羽さん:街中と村とだけじゃなく、村と村との交流。夜っぴとい神楽が神様による村と村との交流。
原田さん:玉川にアトリエを作り、いろんな人との交流の場にしたい。
このような感じでした。

 この後、静岡市葵区水見色の勝山さんが、水見色地区の活性化への取り組み(バス路線を得たこと、水見色きらく市により地元の方が活性化にさらに真剣に取り組むようになったこと)を紹介され、賤機北学区の望月鐘雄さんが、同地区をかつての安倍奥の扇の要の役割をしていたころのようになるような取り組みをされていることを話されました。

 最後に玉川小の肥田教頭先生が総括されました。
中山間地活性化フォーラム(静岡市立玉川小学校にて)
玉川は、静岡市内と井川や梅ケ島の間にあり、通過されがちだが、かつては街中との交流が頻繁にあった。これから玉川を活性化するには玉川が魅力的なところ、いいところだ、行ってみよう、と街中など玉川の外の人たちが思うような玉川にしていくことじゃないか、こういう内容で総括され、フォーラムは閉幕しました。

 会場は、玉川小学校の音楽室でした。約40人くらいの人たちが集まりました。午後9時に帰路につき、40分ほどで街中に着きました。そうです。玉川は街中から40分と近いんです。バス、車で1時間もかからないところにあるのです。これから、もっと玉川のイベントなど情報発信にこのブログも貢献できるよう努めていきたいと、帰路の中で思いました。




Posted by 安倍奥の会 at 22:57│Comments(2)
この記事へのコメント
こんばんは。玉川小のそうたくんは、おそらくイトコの長男くんだと思います!またまた知り合いが載っていてビックリしました
Posted by やましたさおり at 2011年02月01日 18:27
やましたさおりさん。コメントありがとうございます。

小学校のときに肥田先生が担任の先生だったんですよね。

草汰くんの発表もよかったですよ。

安倍奥の会ごとですが、1月27日のブログで紹介させていただきましたが、2月11日の午前11時ごろから曹源寺(昨年夏に流しそうめん祭りをやったお寺です)で、またちょっとした出店をオープンしてますので、もしよろしければ是非お越しくださいませ。
Posted by アサやん at 2011年02月02日 00:18
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    コメント(2)